人間嫌いのアラサーホステス愛彩 (@arisa74m) です。
現在公開中の「僕のワンダフルジャーニー」の前作「僕のワンダフルライフ」のあらすじや感想をご紹介します。
自己紹介でも触れている通り、私は相棒のチワワ、通称チワ坊に全愛情を注いでいる犬バカ人間なのですが、
この映画はとにかく心を揺さぶられる作品でした。
ぜひ最後までお付き合いいただけますと幸いです。
「僕のワンダフルライフ」あらすじ

大好きな飼い主にまた会うために、何度も転生し飼い主を探す犬と人間の絆を描いたストーリーです。
最初はトビーというビーグル犬の子犬として生まれますが、野犬駆除であっけなくその犬生が終わってしまいます。
薄れゆく意識の中、自分はなぜ生まれてきたのか。考えるのでした。
気が付くと、レトリーバーの子犬に転生しており第二の犬生を歩み始めます。
その後イーサンという少年と出会い、ベイリーと名付けられ、二人はいつも一緒に過ごします。
そして「イーサンこそが自分の生きる目的なのだ」と強く感じていくのです。
その後、ジャーマンシェパードのエリーとして生まれ変わり、警察犬としての犬生を全うします。
続いて、コーギーのティノとして生まれ変わり、内気な女子大生を幸せへと導きます。
どの飼い主もどの犬生も幸せでしたが、「イーサンに会うんだ」という揺るがない意思のもと再び転生し、ミックス犬に生まれ変わります。
今度は飼い主がいない犬になったベイリーは、イーサンを探しに出かけるのです。
「僕のワンダフルライフ」原作・監督・キャスト
原作
W・ブルース・キャメロンの小説「野良犬トビーの愛すべき転生」
監督
「ショコラ」や「HACHI 約束の犬」を手掛けたラッセ・ハルストレム
キャスト
ベイリーの声:ジョシュ・ギャッド
イーサン: デニス・クエイド/ K・J・アパ/ ブライス・ガイザー
ハンナ: ペギー・リプトン/ ブリット・ロバートソン
「僕のワンダフルライフ」感想(ネタバレあり)
これは泣く。犬を飼っていればなおさら泣く。
どの犬生でも、終わりを迎えた時に必ず号泣。計4,5回泣いています。
見終わった後、感動しすぎて実家の犬「チワ姉」に会いに行きまた号泣。(映画公開当時はまだ現相棒のチワ坊はいなかったため。)
この子もベイリーのように私のことを思ってくれているのかな。
どこかのワンちゃんの生まれ変わりなのかな。
死んだらまた私のところに戻ってきてくれるかな。
そんなことを考えながらチワ姉を撫で、また号泣。
撫でさせてはくれるものの、ものすごく冷めた目で見られたのを覚えています。
ベイリーとイーサンの物語だけでなく、犬と飼い主の物語

ベイリーが転生を繰り返しイーサンを探すというのが主軸のストーリーですが、
どの犬生でも飼い主との絆が深く強く描かれています。
そこまで忠誠を尽くすか。という程の忠犬っぷりです。
家族、その恋人、自分が仲間だと認識した人間に危険が迫っていたり、辛そうにしているときは、自分の身を顧みずに果敢に飼い主を守ります。
特に警察犬のエリーの時は勇敢でした。
バディであり、飼い主であるカルロスの命を守っただけでなく、妻に先立たれ孤独だったカルロスの心を癒す存在になるのです。
個人的にはエリーの殉職シーンが一番泣きました。
エリーが打たれてしまった時のカルロスの表情、行動、言葉全てがもう辛くて辛くて…
ベイリーもティノも老衰で家族に看取られて亡くなったのですが、エリーだけは突然の死だったので、観ている私も受け入れられず。
わが子たちは殉職することはないですし、もし何かあったら私の身を盾にして守ろうと思ってますが、
散歩中の事故とか、誤飲の中毒とか、日常生活にもあり得る話ですし、
とにかく、家族が突然いなくなるというのは耐えられないだろうなと。号泣。
ベイリーとイーサンの再会
物語のクライマックスです。
ミックス犬として放浪していたベイリーがイーサンと再会し、ベイリーだと気づいてもらうまで。
ベイリーの思いが届く瞬間は一番の見どころです。
にしても機転の利く頭のいい犬だなぁと感心してしまいます。
おそらく人間でもそんな機転は利かないぞ。
最後の「ベイリーベイリーベイリー」のシーンは、同じくラッセ・ハルストレム監督の映画「HACHI」でのリチャード・ギアの「HACHI!」を思い出しました。
ダンディおじさま×犬の組み合わせ最高。
最後のご挨拶
「僕のワンダフルライフ」の続編にあたる「僕のワンダフルジャーニー」が公開中です。
また、続編の公開にあたって9/27の金曜ロードショーで「僕のワンダフルライフ」が放送されます。
ぜひ、1作目を見て劇場で続編もお楽しみください!
ハンカチの準備をお忘れなく。
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
愛彩
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